こんにちは。久しぶりの投稿です。
先日街なかのお茶屋さんを通りかかったところ、香ばしいような…甘いような…とてもいい香りがただよっていました。
すい寄せられるようにしてお店の前に行ってみると、丸い部品がくるくる回る不思議な機械が置いてありました。
香りはこの機械からしています。
見ると、茶葉を煎じてほうじ茶を作る機械のようでした。
気になって、家に帰り調べてみると…
ほうじ茶とは、煎茶などの葉やくきを高温で炒ったお茶で、こうばしい香りと濃い褐色が特徴です。…
…とありました。
ほうじ茶は漢字で書くと「焙じ茶」。
焙煎の「焙」の字から分かるように、コーヒーと同じ要領で茶葉を炒って作るものだったんですね。恥ずかしながら全く知りませんでした。
それにしてもいい香りだったので、家でほうじ茶を作れないかな?と調べてみると、ありました。ありました。
良い香りを家で再現してみよう!ということで早速、家でほうじ茶を作ってみました。
⭕️家にある煎茶でほうじ茶を作ってみた⭕️
火が消えそうなくらいの弱火で、じっくり茶葉を炒っていきます。
茶葉は、飲みかけで余っていた煎茶を使いました。茶葉が焦げないように、木べらを使って様子を見ます。
しばらくすると、お茶屋さんの店先でかいだあの香りがただよってきます。この香りが、本当に癒される香りなんです。ほんのり甘くて、香ばしい。
レシピ通り、20分ほど炒り続け、緑色から茶色の渋い色に変わった茶葉をバットに広げて冷ましました。
冷ました茶葉を急須に入れ、お湯を注いで少し待ちます。
⭕️作ったほうじ茶の気になる味は?⭕️
古いフライパンを使ったために、味のファーストインパクトが鉄くさい。
うーん、思っていた味と違うかも?
翌日、急須で淹れる際に、茶葉の量を減らしてみました。
急須一杯分に対して、スプーン2杯くらい。
これくらいだと、鉄臭さ、渋みも減って飲みやすかったです。
⭕️もう一度作ってみた⭕️
後日、もう一回ほうじ茶づくりにチャレンジしてみました。
今度は比較的新しいフライパンを使って。
前回渋みがあったのは、途中で木べらで混ぜずにフライパンから離れたために、茶葉が焦げてしまったのだと思います。
今回は常に木べらで混ぜながら、炒る時間を短めにしてみました。すると今度は、なかなか茶葉が茶色にならず、火から下ろした時もまだ緑色でした。
⭕️緑のままのお茶を味見⭕️
しかし、緑色のままのお茶を飲んでみると、いつもの緑茶よりも明らかに香りが良くなっていました。これは発見。
古くなった茶葉もフライパンで炒って飲めば、香りが復活して美味しく飲めるのかもしれません。興味のある方は試してみてくださいね。
⭕️趣味がひとつ増えた⭕️
ほうじ茶づくりとしてはうまくいきませんでしたが、私は茶葉を炒っている香りや時間がとても好きでした。しばらくこれはマイブームとして続きそうです。
自分で炒ってつくるおいしいほうじ茶の作り方を見つけたら、またブログに書こうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次のブログで!